キビるフェス2026記者会見

8月29日(金)”キビるフェス2026”の記者会見を行いました。

各会場の皆さま、今回参加の全6団体の皆さまが一挙に揃いそれぞれ今回の公演についての想いや作品についてじっくりしっかりとお話を伺いました。

今回のキビるフェスのラインナップはとにかく『多彩』。


国際色豊かなラインナップで様々なダンスをぎゅぎゅっと堪能できるコンテンポラリーダンスの国際フェスティバル『福岡ダンスエクスチェンジ』。海外からのアーティストの作品はもちろん、地元福岡のダンサーの作品、空間再生事業GIGAとコラボした作品や親子でお楽しみいただける作品などこれだけでも既に彩り豊か。お得な通しチケット(20枚限定)を使って余すことなく楽しんでいただきたいところ。


【演劇であそぶ】をコンセプトに、それぞれ福岡・熊本で20年以上演劇を続けてきた『宗 真樹子』さんと『峰尾かおり』さんの2人が50代の、今、ここ、の表現を行うべく立ち上げたという『0の地点』。今回は同じく同世代だという秦かよこさん(ペッツ)を客演に迎え、劇団きららの池田美樹さんの新作書き下ろしの作品を上演します。『変わらぬ明日の見方を変える。あなたの近くにもきっといる、五十路の魔女の物語!』日々の暮らしがちょこっとキラッとする、そんなお話が楽しめます。


旅する演出家”黒澤世莉”さんによるプロデュース公演『Level19プロデュース』。今回は型破りな新訳と演出でピュリッツアー賞・トニー賞受賞の傑作・海外戯曲『証明』(原題:Proof)に挑みます。世莉さん独自の視点からとらえた演出で作品をどう魅せていくのか。新潟・福岡・東京の俳優の皆さんとのクリエーションを経てつくり上げる対話劇、非常に気になります。


福岡では『短距離男道ミサイル』という名前に馴染みのある方も多いかと思います。2024年5月に改称しこの度仙台より参加いただく『MICHInoX』。ギリシャ悲劇『トロイアの女たち』を原案に「敗北から始まる物語」を圧倒的ユーモアと新解釈で描く新作公演。面白くないわけがない!です。必見です。


”現代悲劇の創作”を目指し、福岡を拠点に活動している演劇ユニット『Mr.daydreamer』(通称デイドリ)。今回は、その難解さゆえに「上演不可能」と評されながら、世界中で上演を試みられてきたという「ハムレットマシーン」に挑みます。作品はもちろんですが、客席とアクティング空間を分けず自由な観劇方法で楽しめるフルフラットな舞台空間で、さらに舞台美術を画家・浦川大志さんとコラボレーションする、とのことで空間全体が作品となる、そんな体験もできそうです。


パフォーマンス作品を制作するコレクティブとして、舞台や絵、ダンス、音楽、映画の創作や場を作る活動をおこなっている『バストリオ』。上演作品「黒と白と幽霊たち」は、2016年に東京・谷中にある宗林寺で初演して以来、これまで15都道府県・44回におよぶ公演を行ってこられた作品です。ちりばめられた言葉と俳優の身体、扱われる光と影が配された舞台に音楽家である松本一哉さんが即興的かつ緻密に生み出していく音楽が加わり、劇空間を立ち上げていきます。各都市で絶賛された必見の60分。これは、是非体験していただきたい。一緒に、感想を語り合いましょう。


6団体全て、皆さんのお話はとても興味深く、会場全体が熱気に包まれた和やかで温かな記者会見でした。

登壇者の皆さまをパシャリ。

最後は参加団体の皆さんで!!

12月~1月まで毎週開催です!2か月間の演劇のお祭り。

これから情報公開していきますので、お楽しみに!!!


キビるフェス