ProgramA・E 参加作品『見えない矢印を巡る旅』

個々人の発露としてあるべき言葉が知らず知らずのうちにプロフェッショナルによって方向付けられ、盗まれていく様を観察し、発露としての言葉を取り戻す小さな航海を続けています。「見えない矢印」とは、なんか変だな？と感じる引力みたいなもので、日常の中で誰もが遭遇している小さなものから、社会を一変してしまう大きなものまで様々な場面に潜んでいると私たちは考えています。それらを観察しながら、見えない矢印を映し出す何かしらの媒介となるものを立ち上げてみたいと思います。２年続けてきた私たちの旅は、洞窟を経てどこかの谷へ。

見えない矢印を巡る旅

コンセプト・構成・出演▶手塚夏子、高杉征司、浜田誠太郎

上演日時▶ 2025年12月12日（金）19：00

                  2025年12月14日（日）17：00

会場▶ パピオビールーム 大練習室

Profileーーーーーーーーーー

発起人であるダンサー・振付家の手塚夏子（福岡在住）、劇団主催などを経て、現在はフリーで活動する演劇家の高杉征司（京都在住）、俳優でロシア演劇とその思想史を研究する浜田誠太郎（東京在住）の３人が集結し、互いの偏った思考を相対的に突き合わせながら作品のアウトプットに向けて共に旅をするチーム。

2024にゲストを迎えてのトークイベント・公開稽古・ワークインプログレスを横浜・東京にて実施。2年かけて旅を共にしているチームである。